「イスラム教」と聞いて、何を思い浮かべますか?
メディアではテロや移民排斥など、どうもネガティブなニュースが多くなりがち。最近はイスラム教の戒律に沿った食べ物「ハラルフード」や、来日する観光客・留学生への対応も話題にのぼるようになりましたが、イスラム教の人々の普段の暮らしぶりや、背景の思想に触れる機会はなかなかありません。
現在、日本で暮らすイスラム教徒は10~20万人と推定されます。(公的な統計はなく、調査によって差があります。) その大半が外国籍者で、イスラム教徒が一定の割合を占める国の出身者として多いのはインドネシア人、バングラデシュ人、パキスタン人などです。これらの国々にルーツを持つ子どもが日本の学校に通う事例も増えてきました。
ブログ「フツーの主婦が聞いてみた。イスラム教のフツーの人々」は、中野リョーコさん(イラストレーター)と岩口龍児さん(アラブ・コンサルティングサービス東京代表)の会話形式で、「そもそも、なんで豚肉がタブーなの?」「アルコールもダメなの?」「女性イスラム教徒のファッション」など、「そうそう、それ聞いてみたかった!」という話題を、イラストを交えて楽しく、わかりやすく伝えてくれます。
「よくわからないけれど、なんだか怖い・・・」なんてイメージに振り回されないよう、等身大の姿を知りたい方。ぜひ読んでみてくださいね。
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