この連載では、YSCグローバル・スクール代表の田中宝紀が、外国にルーツを持つ子ども・若者をめぐる事柄を解説していきます。

あらためて、「外国にルーツを持つ子ども」とは?
「外国にルーツを持つ子ども」とは、両親またはそのどちらか一方が、外国出身者である子どものことをあらわしています。親御さんとの血のつながりは特に関係ありません。実親であっても、義親であっても、外国にルーツを持つ親御さんがいる場合、その子は「外国にルーツを持つ子ども」と呼ばれます。
国籍や生まれた場所、話す言葉や宗教などは問いません。外国籍を持つ子どももいれば、親御さんのどちらか一方が外国出身者である、いわゆる「ハーフ」の日本国籍を持つ子どももいます。
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